CATウェブサイト日本語版の開設経緯
国際AI財団時代
1996年、財団法人国際AI財団は、その主催するMIDAS'96(環境と文明社会の調和をテーマとする国際会議)に当時のCAT所長Roger Kelly氏をゲストスピーカーとして招きました。その際の資料として、同財団職員(則ちこの日本語版の作者)がCATの出版物の一つ The C.A.T. Story / Crazy Idealists! の一部を「CAT20年史」と題して試訳しました。そして、1998年春、国際AI財団のウェブサイト開設に伴い、その試訳を一般公開したのがこのウェブサイトの起源です。この試訳はその後更に完成度を高め、現在も「CATの20年」としてこのウェブで公開しています。因みに、日本語版独自コンテンツで使用している背景画像は、国際AI財団独自の意匠(曼陀羅をイメージ)であり、この経緯を記念したものです。

ビオシティ時代
しかし、国際AI財団の都合により、1998年末以降しばらくの間サーバーメンテナンスが行われない事となりました(その後、同財団は国際IT財団に改組しました)。そこで、1999年初夏より「ビオシティ」のウェブサイトにCAT関連のコンテンツを移転する事になりました。「ビオシティ」は都市と自然の未来マガジンを標榜する季刊誌であり、日本で最初にCATを紹介したメディアとしても知られています。この移転に伴い、それまでの仮設的なものから、CATのオリジナル英語版ウェブページの完全日本語版を目指す事としました。

独自ウェブスペースを確保
更に、2000年夏以後、メンテナンスの都合によりhttp://www.homepage2.com/jcatに移転する事となりました。業者のサブディレクトリながら、独立して自由にアップデートを行える様になりました。

法人設立、独自ドメイン名取得
2004年4月、www.cat.org.ukに呼応する独自ドメインネームwww.cat.or.jpを維持する団体としてCAT普及協会を設立しました。そして、翌5月より新ウェブサイトに全コンテンツを移転し、運営を開始しました。


国際AI財団で公開を開始した当時の画像。財団のウェブの中の一ページに過ぎなかった。

2001年1月までのトップページ。この頃既に日本語版オリジナルコンテンツを設けていた。


2001年1月から2002年春までのトップページ。ページデザインはCAT側オリジナルの変更に伴って数ヶ月遅れで再現している。


2005年までのトップページ。サイト内検索の機能を設けた。このデザインの時代に独自ドメインをでの運営を開始した。


2007年末までのトップページ。

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